台風被害の大きさに驚き

台風後の跡片つけも一段落して農作業に入ると思いもよらないことが起こった。稲を刈り取って束ねる機械(バインダー)が動かない、これは以前にも機械が水没したことがあってその時の経験が生かされた、エンジンをばらして潤滑油を抜き(この油には水が混つてしまった)油を入れ替え点火プラグを入れ替えて何とか復帰できた。これも刈り取るうちに刈刃が切れなくなり負荷が大きくなるとピンが切れる、取り換えては始まる、また刈刃には注油して負荷を少なくする、刈刃が切れなくなる原因は泥が乾いて藁についているので切れなくなるし埃となって体に付着する、また鼻にも入ってくる、体中埃だらけである。

 

さて、コンバインで刈り取り作業をしようとエンジンを始動させようとしたらバッテリーが駄目である。外して充電器にかけて2~3時間充電して復帰できた、水没したので放電してしまったのだろう。機械小屋から出して田に行く前に機能試験をしようと動かすと刈り取りの方は大丈夫だが脱穀の方が動かない詳しく見ると籾の送りが駄目である配管を外してみると配管の中で籾は発芽̪していて配管は錆ついていて固まりつつある、外して紙やすりで磨くこれで動くようになったが道路が崩落しているため迂回路を走る。

圃場に行ってまたびっくり稲がみな倒れてしまっている、台風上がりは立っていたのに、旋回しながら刈るのを止め、左右往復方向の刈り取りにしてゆっくり刈ることにした。時間はかかつても人が刈るより何日分も早いのです。 機械も人も埃だらけです、マスクをしていても鼻の中まで入ってきてしまいます。また機械の計器盤が土埃が降り積もって見えなくなってしまいました。  常総市の洪水のあとの稲刈りの動画を見た時と同じ光景です。煙の中で作業をしているように見えたのは土埃なのですね?

来週までには作業は終了できると思います。