古代米

古代米

古代米とは

古代米とは

 

古代米とは古代の稲が持っていたとされる特徴を引き継いだお米(稲)を指します。荒れ地で栽培をしてもしっかりと育つほど生命力が強く、冷害や干ばつなどにも強いのが特徴です。

古代米には赤米や黒米、緑米などの種類があり、それぞれに合わせて栽培を行う必要があるため、手間暇を惜しまず育てる必要があります。一般的なお米に比べて、ミネラルやタンパク質などが豊富なものが多いため、近年では健康食として人気を集めていますが、収量が少ないことが唯一の欠点です。

古代米の種類

黒米

黒米

 

昔から薬膳米として食べられています。これらは、ほとんどもち米です。
通常は白米10に対して黒米1の割合でお召し上がり下さい。
色の着色度が足りないと感じる方は2~3割に増量して下さい。

  • チベット黒米

チベット黒米は当農苑の唯一つのインデカ種です。
長粒種であるが もち米なのでパサパサ感はなくモチモチしている。
刈り取る時に籾が脱粒しやすいので注意がいります。
稲の背丈は古代米の中では低いほうです。
白米に1~2割混ぜて使うのがふつうで、もち米と混ぜて餅としてつく時は黒米は粉にしたほうがよく混ざり赤い餅ができます。

  • 紫黒米

紫黒米はジャポニカ種です。
短粒種でもち米なのでモチモチしてとてもおいしい.。
黒米はほとんどがもち米です。白米に混ぜて食べます。
紫黒米のもみの色は普通のもみの色と変わりません。
背丈も同じくらいです。
稲株も余り分けつしませんだから収量も少ないのです。

  • 朝紫

朝紫はジャポニカ種の黒米です。
色は若干こげ茶色ですが白米に対する着色度は他の黒米と同様です。
もち米ですから入れる量を増やせばおいしくなりますが・黒くならない程度に入れてください。
多くて2~3割が適量です。

赤米

赤米

 

赤米については、白米に赤い斑点模様がつく形で色移りがあまりしません。
通常は白米10に対して赤米1の割合でお召し上がり下さい。
色の斑点模様が足りないと感じる方は2~3割に増量して下さい。

赤米は玄米の色が赤褐色で果皮種皮の部分に赤色系色素(タンニン系)を含んだ米です。ジャポニカ種の粳(うるち)です。野生稲の大部分が赤米であることから赤米はコメのルーツであり、赤飯の起源と考えられます。白米と比べたんぱく質や各種ビタミン、ミネラルが多く含まれています。縄文時代日本に初めて伝わった米はジャポニカのあかまいだったといわれています。

紅米

紅米

 

紅米は赤米の一種で赤米同様背丈が高く穂の先に芒(の儀)が長く針のように出ていて赤い色が特徴的です。
種子が膨らまないうちにドライフラワーとして使われています。
食べ方は赤米と同様にお召し上がり頂けます。

緑米

緑米

 

全国でも生産量が少ない希少種のもち米です。緑米については、ほとんど色移りはしません。割合はお好みでご自由にお召し上がり下さい。 もち米になりますので、割合を増やせば増やすほどモチモチ感が増し、より美味しく食べられます。

緑米の緑色はまだよく熟していないので緑なのですが、ちゃんと発芽します。本来完全に塾すると白濁します。これを餅に搗くと素晴らしい餅になります。これほど腰が強く、伸びる餅は他にはありません。また、白米に入れる時はすぐ炊いても大丈夫で、水に浸漬しておく必要はありません。もち米だが全く癖がありません。また、貴重な品種でもある。

香米

香米

 

こちらはうるち米になります。
独特の香りがするのでお好みで割合を探してお召し上がり下さい。

香米は古代米の中でも特徴的なところはその香りにあります。玄米のままでは敏感な人にしかその香りが分かりませんが炊きあがったときのその芳しい香りは味わったことのある人にしかわかりません。癖になること間違いなしです。だだ匂いに対する感覚は個人差があるので少しずつ増やして自分の適量を見つけてください。新しい発見に出会えることでしょう。